
防犯フィルムとは
防犯フィルムとは空き巣の侵入手口で一番多いガラス破りの時間を長引かせ、窓ガラスの防犯性能を上げて空き巣・泥棒などの侵入を防ぐための防犯用品です。窓硝子の室内側に、厚みと強度を持たしたポリエステルで作られた強度の強いフィルムを張る事で、空き巣などが家屋内に侵入しようとしてもフィルムにより侵入を阻止し、窓のガラス破りや焼きやぶり、こじ開けなどを防止するために使用されます。
防犯効果意外にも、ガラスの飛散防止や防虫効果、紫外線(UVA・UVB)カットなどの機能が付いております。
防犯フィルムは既存の窓ガラスにそのまま貼れますので、防犯ガラスに変更するよりもコストがかからず手軽に家屋の防犯性を高める事ができます。
防犯フィルムはフィルムを貼っている内側からは簡単に窓を割る事ができるので屋内から屋外への緊急時の脱出も安心です。
また、防犯フィルムにも沢山の種類があり、性能などにもフィルムのよって違いがあります。
例えば、カギ周りだけを強化するA4サイズ程のフィルムは専門の業者に頼まなくても自分で接着することのできますが防犯性能は低くなります。また窓ガラス全面にフィルムを取り付ける場合の施工業社は防犯フィルム技能士の施工であるかが重要なります。
基本的な施工方法は水溶性の施行液を使用してフィルムを貼り付けます。施行が完了してから施行液が充分に乾燥して粘着力が発揮され、本来の強度が出るまで春・夏・秋で約1カ月〜冬で約2カ月程度を必要とします。
そして、防犯フィルムは沢山の種類がありますが、中には充分な防犯性能を持たない製品もあります。
そこでCP認定品の防犯フィルムを選ぶことによって、防犯フィルムを施工した窓ガラスに対しての打ち破り試験や5分間のこじ破り試験・焼き破り試験などが行われ、これらの防犯性能試験に合格した製品はCP認定の防犯フィルムとして一定の防犯効果が認められている製品となっています。
また、窃盗を行った被疑者に対する調査などでは、住宅内への侵入に5分以上かかってしまった場合、その住宅への侵入は諦める傾向があるようです。
この調査からにもわかるように、本当に防犯性のあるフィルムを使用していると侵入までの時間を長引かせ窃盗被害を防止できる可能性が高くなるのです。
工事・施工の際はメーカーやフィルム品質をしっかり見極めるようにしましょう。