最新版 2012年中の侵入窃盗(空き巣)の傾向
2012年中の傾向
都内における侵入窃盗認知件数の推移
平成24年の都内における侵入窃盗の認知件数は7,970件で、前の年に比べて72件(0.9%)減少し、そのうち、空き巣については3,473件と前年に比べ91件(2.7%)増加しました。侵入窃盗のうち、空き巣が占める割合は43.6%となっています。
住宅を対象とする侵入窃盗の手口のうち、忍込みと居空きはわずかですが減少しています。
防犯フィルムの効果
最新版、平成28年中の侵入窃盗(空き巣)の傾向
平成22年 | 平成23年 | 平成24年 | |
侵入窃盗 | 9,415 | 8,042 | 7,970 |
うち空き巣 | 4,540 | 3,382 | 3,473 |
空き巣の占める割合(%) | 48.2% | 42.1% | 43.6% |
侵入窃盗の手口別発生状況
空き巣とは
家人等が不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと
忍込みとは
夜間家人等の就寝時に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むこと
出店荒しとは
閉店中の店舗に侵入し、金品を盗むこと
事務所荒しとは
会社、組合等の事務所に侵入し、金品を盗むこと
侵入窃盗の場所別発生状況
侵入窃盗の場所別では、住宅が59.0%を占めています。内訳は、一戸建て住宅22.2%、中高層住宅(4階建て以上)10.8%、その他の住宅26.0%となっています。
※「その他の住宅」〜「一戸建て住宅」「中高層住宅(4階建て以上)」以外の住宅で、3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等をいいます。
空き巣の侵入口
空き巣は窓からの侵入が多くなっています。施錠していても、防犯対策をしていない窓ガラスは、簡単に割られ侵入されてしまいます。空き巣の侵入方法
空き巣の侵入方法は、住宅の種類に応じて違っています。一戸建て住宅では、「ガラス破り」が多くなっていますが、中・高層住宅及びその他の住宅では無施錠が最も多くなります。
中・高層住宅の場合は窓の防犯対策と共に、ドアや窓には確実に施錠を行ってください。